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Dreaming and Duelling

2007年09月15日 23:59

土曜日にマチソワで観てきました。
Jr.7祭り
もとい
決闘
です。

マチネがサーブル、ソワレがフルーレだったんですが、これがもー…………とっつき辛い話で!!!!!!!!(汗)
マチネ観劇後には「誰か私に分かるように説明して!!!」と頭を抱えてしまったんですが、ソワレも観てようやく全体像が掴めた……ような(自信なし)それはサーブルが云々フルーレが云々という事ではなく、単純に2回観たからって事で。
そもそも、あらすじを読んだ時はトーマのような物語を想像していたんです。でも蓋を開けてみれば全然違っててそれに面食らったのも、なかなか馴染めなかった理由かもしれません。私、勝手にギムナジウムものを想像してたんですよね。女生徒が出てきてるってのに。
ハッキリとした背景は不明ですが、時代設定はわりと現代、舞台はアメリカのハイスクール?(自由の国がどうだとか言ってたし)過去にライフで上演されたカナダ演劇「LILIES」「孤児のミューズたち」と比べ宗教的な閉塞感もなく、台詞もかなりぶっちゃけたモノが多かったです。作家が違うから当たり前だとは思いますが。
ていうか、口を開けば下ネタ連発!!てのがねー。たしかにあの年頃の男の子の一番の関心事でしょうけど…(笑)

空想家でフェンシングに心酔しているジョエル。
過去の傾向を見るにアラケンの独壇場かと思いきや、意外や意外、せっきーのが怖かった!!!です。いやもう、軽くトラウマになりそうなくらい(泣)
なんなんですかね。優等生な雰囲気を持っているだけに、狂気が発露した時の突き抜け方が半端じゃないというか。見た目の安定感と反して、精神的な不安定さはまさに薄氷の上に立つかのよう。
ヴァレリアンもフェンシングもエリックも、ジョエルが生きていく上では不可欠。そのどれか一つでも欠けてはならない。破滅への必然性が見え隠れする。そこまで切羽詰っていたゆえの決闘。
特にソープ先生やルイーズへの畳み掛けは鬼気迫るものがありました。きっと、彼女らがジョエルにとって必要なモノを奪う存在だから。同時にあれを見ていると、ジョエルって本能的に「女性嫌い」なのかなぁと思う。手を上げない分、精神的に追い詰めているように見えたんですけど……それとも極端な男尊女卑?この部分を強く感じたのも関戸ジョエルでした。
対する荒木ジョエルですが、思っていたより爽やか少年だったのに驚き。
アラケンの場合、キャラクターとして見るからに「危うい」から、表裏のギャップはさほど感じなかったのかも。たしかに空想好きだけど生きる道筋にまではなっていないというか、現実逃避の為の手段のひとつに見えました。相手役の松本エリックの特性もあると思いますが、ラストに未来への可能性が残っていたのは荒木ジョエルだと思います。
ただ、あの表情の変化の豊かさはさすが!個人的には視覚より感覚に訴える方が好みですが、アラケンの「目の表情」は強力な武器だと思います。ジョエルのようなキャラクター演じるとより顕著になりますねー。(銀キスのクリストファー然り)

ジョエルの親友、エリック。
彼のトラウマを見るに彼もジョエルと本質が近いタイプなのかもしれないけど、ジョエルの狂気に引き摺られてしまうのが三上エリック、引き摺られない(むしろ引き上げる)のが松本エリックに見えました。
まつしんは自身が「陽」の気質の強い役者さんなんだと思います。「陰」に引き摺られない、むしろその眩しさで相手を照らすくらいの根っからの輝きを持っている。
近年相手役をしていた山本さん、二作品連続で相手役の荒木さん。共に「陰」属性の方だと思いますが、パワーバランス的におおよそ対等な荒木さんと組むと明度が一層上がるというか、根本的に相性が良いのかもしれません。
三上さんの場合、豆の花やトリクシーのような役もありますが、基本的に「陰」だと思う。それがあの関戸ジョエルと化学反応を起こすと尚更イタさ倍増というか……悪い意味でなく三上エリックの場合、関戸ジョエルの痛みに共感していたような。

と、ここで例のラストです。
決闘の果て、ジョエルは一命を取り留め、妙に気が晴れた様子のエリック。彼を揶揄するスケリーに白い手袋を叩きつけ、叫ばれる一言――「決闘だ!」
これに対する解釈が、サーブルとフルーレでは真逆に見えたんですよね、私には。端的に言うと、フルーレはハッピーエンド。サーブルはアンハッピーエンド。
……ぶっちゃけ初見では、
(ジョエルとエリックの)痴話喧嘩だったのかよ!!!!!!!!
とも思ったけど、まぁそれは置いておいて。
先にフルーレの話をしてしまうと、松本エリックのアレはジョエルが生きてくれた喜びゆえ。分かり合えた二人がこの先も共に笑い、生きていく未来への可能性を感じました。ある意味では己の性を認め、開き直ってしまったかのような。
一方サーブルでこのラストを観た時は、二人の前途に輝かしい未来…とはとても思えず、何とも苦い後味でした(好み云々は別問題で)。エリックがジョエルの闇に同調してしまったように思えたんですよ。堕ちた、というと語弊がありますが「あー、そっちへ行っちゃったか…」と。
これが、全体を通して各チームの印象でもあります。今思えば、サーブルを牽引していたのが関戸ジョエルで、フルーレは松本エリックが引っ張っていたからなのかもしれません。甚だ勘違いの可能性大ので、これはあくまでも私個人の意見。
二人の性癖とか、その辺をつきつめるとまた解釈も変わってくるのかなー、と思います。

左頬に痣を持つヒロイン(ではないかもしれない)、ルイーズ。
サーブルの青木ルイーズは、凛とした美少女を好演。同い年に見えなかったのがやや難ですが、この年頃って女の子の方が早熟だろうからそう思えば違和感なし。何より痣があっても、むしろある事によって美しさが際立っていて、エリックが惹かれてやまないのも納得でした。
感情の起伏が激しく、関戸ジョエルに追い詰められるシーンは特に熱演だったと思います。仲原スケリーとの掛け合いはコミカルで笑えました。青木さんてツンデレが似合うなぁ。(しみじみ)
フルーレは吉田ルイーズ。いやはや、こちらもさすがの美少女っぷり!かなり早熟で大人びた青木ルイーズに対し、より等身大で自然体なルイーズでした。
男性陣との見た目のバランスも抜群で、この辺は同期の強みですかね。滑舌の良さも相変わらずで、台詞がとても聴き易かったです。
青木ルイーズは三上エリックと、吉田ルイーズは大沼スケリーとのカップルがむっちゃ可愛くて好きでした。特に後者、
この二人でネイト&24が観たい!!!!
とか本気で熱望。ムトー&フィリシアでもいいけど、その場合は脚本の大幅変更希望で(爆)

ジョエル&エリックを目の敵にしている(逆かも)スケリー。テーマソングは、Deep Purpleの『Smoke On The Water』(ベタ過ぎる!!!笑)
両スケリーの第一印象は、。
仲原スケリー→ヤンキー(死語?)
大沼スケリー→チンピラ(爆)
今回どっちも大好きです!!!いやもーーーー余りのアホさ加減にいとおしさすら覚えます。しかも見た目が二人ともカッコイイのなんのって!短髪スポーツ少年、素敵過ぎる…!!(悶)
……単純にスケリーのキャラクターが好きなのかもしれないですけど。一見ワルぶってるけどホントはイイ奴、みたいなのに弱いんです。
ルイーズに対しても、好きな子ほど苛めたい街道まっしぐらでわかりやすい!!あーもう可愛い可愛いかわい(以下略)
なんだかんだありつつ、ルイーズといい仲になるんじゃないでしょうか。むしろそれ希望(笑)
…それにしても大沼さん、あほの子路線で開眼したんだろうか。大歓迎ですが!!

唯一の大人、ソープ先生。
藤原ソープ先生…………男性教師じゃダメだったんだろうか(滝汗)あの話し方と見た目のギャップに始終違和感があって、どうにも馴染めませんでした…。男の先生だったら嵌まっていたような気がするだけに、そこがとても惜しかったです。
ただ、関戸ジョエルと対峙するシーンでの緊迫感はさすが!一ヶ所派手に噛んでしまったところもありましたが、登場すると場が引き締まる存在感はさすがだなぁ、と思いました。
石飛ソープ先生を観て、藤原ソープ先生に対して感じていた違和感が解決。体育の先生だったのか!!!!(そこかよ)いや、あの「ジャージを着てる」というのは物凄く大事だと思う。藤原さんもジャージ着れば良かったのに…。

ライフの舞台装置はいつもシンプルな印象ですが、今回はそれが際立っていた気がします。
全体の色調は水色ベースのマーブル。淡く優しい色調ながらも、どこか寒々しく混沌としている印象。まさに、ジョエルやエリックの心境の色。
フェンシングのシーンで派手なアクションがある為か、小道具も最低限しかなく、逆に想像力が煽られるセットだったと思います。
ちなみに上手には部室のロッカー、下手にはジョエルの部屋?があって、引戸で現れたり隠れたりしてました。
クライマックスの決闘シーンでは大量のスモークが焚かれて、やや煙いという難はあるものの、照明や音響の効果で美しい朝靄になった時は感動しました。ちなみに15日マチネ、開演前にそのスモークが大量発生していたんですが……あれはハプニング?(ソワレではなかった気がする)

そして、今回のポイントでもあるフェンシング。
去年のトーマ同様、跳躍あり側転ありのアクション満載でお届けしております!!!なフェンシングでした。
いやまー、正直競技としては
ねーだろ!!!!
と思いますが、ルール無視でやっているという前提があったり、純粋な決闘としてのシーンだったりするので全然オッケーなのかな、と。
ていうか、若者のアクションはスピーディで見応えありますね!!フツーに楽しかったです。

15日ソワレ、何やらスペシャルグッズを販売していて盛況なようでした。
タオルが売れ残るとヤバイらしいせっきー(笑)が、購入者一人一人にウィンクのサービスをしていて、それがむっちゃラブリィでかなり悩殺されました。…いや、買ってないんだけども。(すみませんすみません)
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