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「白夜行」ドラマ化に関する一考察。

2005年11月06日 22:43

世間を、ライファーを、そして何より東野圭吾ファンを揺るがして止まない「白夜行」ドラマ化。
2日前の日記だけで止めておこうかと思ったんですが、公式サイト見たらどうにも我慢出来なくなったんでとことん語ろうと思います。
あっ、大前提として今回のドラマ化にはかなり否定派なので、ドラマ化肯定派の方及び問答無用で東野圭吾作品大好きって言う方は、絶対に読まないで下さい(ていうか読んでも怒らないで下さい…)
それと、これまで散々「原作にハマれなかった」と言いまくっていましたが、舞台を観てもう一度原作を読み返して、今やすっかり原作大ファンになってしまったという、かなり偏りのある経緯の原作ファンの戯言だということを大前提に読める方だけ、どうぞ先にお進み下さい。










とりあえず、キャストは↓こんな感じだそうです。

桐原亮司:山田孝之
(幼少時代の亮司:泉澤祐希)
唐沢雪穂:綾瀬はるか
(幼少時代の雪穂:福田麻由子)
松浦 勇:渡部篤郎(特別出演)
篠塚一成:柏原 崇
古賀久志:田中幸太朗
園村友彦:小出恵介

唐沢礼子:八千草 薫(特別出演)

栗原典子:西田尚美
西口奈美江:奥貫 薫
川島江利子:大塚ちひろ
高宮 誠:塩谷 瞬

桐原弥生子:麻生祐未
谷口真文:余 貴美子

笹垣潤三:武田鉄矢


大人亮司だと思っていた渡部さんは、何と松浦氏でした……。
渡部さんが松浦ってマジかーーーー!!!!(高根さんと藤原さんに失礼だろう)
って思った事はこの際置いといて、このキャストを見る限り期待出来るのは、八千草さん@唐沢礼子、西田さん@栗原典子、麻生さん@桐原弥生子……くらいかなぁ。
篠塚・古賀・園村・高宮が全く想像つかないんですけど(滝汗)
柏原さんは個人的に昔大ファンで今でも大好きなんだけど…篠塚?篠塚か?
塩谷さん@高宮とか田中さん@古賀とか小出さん@園村とか……ライフ版でインプリンティングされてる事は否定出来ませんが、それにしたって若過ぎやしませんか。
ていうか、それを言うなら主演の二人。
最初に聞いた時は
「きっと大学生くらいまでを演じてその後は違う役者さんにバトンタッチするんだろうな~」
とか思ってたんですが、どうやら違う模様。というより、

19年に渡る物語が14年にカットされる

そうです。
…………(黙)
それってどーなのよ。1クールのドラマサイズゆえなのか、主演二人の実年齢ゆえなのかは定かじゃないけど、

やるんならきっちり19年分やらんかいっ!!

と思ってしまうあたしは、原作に固執し過ぎなんですかねぇ…。
5年カットする事によってどれくらいエピソードが削られるのか分からないけど、あの緻密に構成されたエピソードの数々を簡単に切り崩すようなことはして欲しくないと思ってしまいます。
ていうかさ、そもそもあのネタバレはアリかナシで言えば、絶対ナシだよねぇ。
それ言っちゃったら元も子もないじゃん!!
的なネタバレですよね、あれ。
いくら「純愛物として紐解きたかった」とは言え、構成の良さを根底から覆すようなネタバレってしていいものなんですか?
だって、原作ありきで描きたいんじゃないの?
あのミステリー(サスペンス?)の根底に流れる二人の切実な物語だからこそ、描きたいと思ったんじゃないんですか?
その辺、すごくすごーーーーく疑問です。

この「純愛」に関しても正直思う所はあるけど、そもそも“純愛”の定義がなんなのかって話になってしまいそうなので、言葉の選択に関しては深く突っ込まないようにします。
純愛が脆く儚いものとは限らないし、潔癖なものであるとも言い切れないし…ね。
「白夜行」が亮司と雪穂の“究極の恋愛”を描いた――という点に関しても、とりあえずは頷くところなのかなと思います。原作者である東野氏ご本人が、そう言ってるという事実もあるわけですし。
ただ。

「幼い頃、初恋の少女を助けるために父を殺した少年と、少年をかばうために母を手にかけた少女が、その後14年間、手に手をとって生きていく―そんな物語です」

これはちょっと…いやかなり違うんじゃないかと思うんですけど(汗)
雪穂が文代を手に掛けた云々に関しては、2日前の日記でも観劇レポでも疑問視してあるのでとりあえず置いておきますが(でもやっぱり納得いかないけど)
二人が“手に手をとって生きていく”のはなんか違うと思いますけどーーーー!?!?
たしかに、二人に繋がりはあると思いますよ。東野先生が言ってる通り、二人は同じだけ助け合って生きてる。だけどね、それはあくまで“見えない所で”ですよね?それが良さなんじゃないの?
ニュアンスの問題なのかもしれないけど、手に手をとって……はいない気がする。そんなやわな関係じゃないと思う。
二人が様々な犯罪を犯し、愛してない人と結婚してまで頑なに守り通そうとしたものは、純愛云々で片付けられないと思うんだけどなぁ…。
…そもそも、亮司の初恋が雪穂ってのだ初耳なんですけど。

ドラマで描かれるのは、

「父を殺した少年と母を殺した少女。
太陽を奪われた2人は、
ただ、お互いの太陽であろうとした。」


だそうです。
「人生のすべてを捧げ続けた少年と、すべてをかけて答え続けた少女」
が、本当に
「ただ太陽の下で手をつないで歩きたかっただけ」
なのか。
ドラマ撮影始まる前に、キャストの皆様は勿論、プロデューサーを始めスタッフの皆様にも今一度「白夜行」を読み返して欲しいと、切に願ってしまいます。
…………感傷的な恋愛ドラマにだけはしないでね。

「じゃあ観んなよ」って怒られそうだ…。
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