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「トーマの心臓」大阪公演

2006年07月10日 17:40

ついに「トーマの心臓」の長い公演が終わってしまいました。
結局、計8回の観劇。Seele6回、Leben1回、Flugel1回です。
さすがにこんだけリピートしたのは初めてでした……だけど、昨日東京駅に着いた途端終わってしまったことを実感してしまって、寂しくて寂しくてぶっちゃけ泣きそうでした。
あーあ、終わっちゃったよー(涙)
てなわけで、私は大阪初日にマチソワしてきました。
マチネがSeele、ソワレがFlugel。特にSeeleは初日にして楽だったので、個人的には思い入れたっぷりの観劇となりました。


東京から大阪へ移っての公演。
大きな変化と言えば、とにもかくにも劇場のデカさでしょう。
いやーーーードラマシティ広い!ていうか長い!!(横に)
おそらく柱一間分、両サイドに伸びていたかと思います。下手の舎監室がやたらと開放感に溢れていましたよ……(狭い方が個人的にぐっとくるんですが)
図書室でも下手の本棚が袖から離れたところにぽつーんと置いてあって、山本ユーリが身体を預ける時に倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしました(後ろで人が支えていたようだから大丈夫でしょうけど)
それに伴う演出の変更として、気付いたのはミュラー校長のはけ方でしょうか。
オスカーに部屋替えを言い渡した後、東京ではパネルが動く中央アーチの方へはけて行ったのが、大阪では上手アーチに。
それからシュヴァルツとのシーンの後、東京では上手アーチにはけたのが、大阪では上手階段下になってました。
あと、ユーリが舎監室でハサミを引き出しから出す時、ベッドの前でなく手前のベッドの後ろを通ったのが若干違和感でした……(細かいよ)
他にもあったかもしれないけど、覚えてません(すみません)


マチネのSeeleは、初日して千秋楽。
もしかしたら案外あっさりになるかなぁ……とは思っていたんですが、やはりそうでしたね(あくまでも私の受けた印象)
勿論東京で1ヶ月演じ続けさすがの完成度。特に感情の流れはより熟成しもう
「このユーリとオスカーの邪魔は誰にも出来ないな…………」
とまで思ったほどでしたが(爆)やはり舞台が格段に広くなり、演じる人も手探り状態な感は否めなかったです。山本ユーリもいつもより緊張していた気がします。
その中で際立って良かったのが、高根オスカー。
「一人だけ先に楽を迎えた」高根オスカーは、それはもう素敵なオスカーで大変なことになってました(あたしが)
ユーリへの愛はより深く、ミュラーといる時はより可愛く、エーリクや5人組にとっては良い兄貴分であり。
やることなすこと全てが高根さんのオスカーとして自然で、とても表情豊かなオスカーでした。
ラスト、舎監室からミュラーとの和解に向けてのテンションはもう凄まじいものがあって、そこにはトーマが自殺してからの2ヶ月間ではなく、彼がシュロッターベッツにやってきてからの5年間で抱え続けた想いがありました。
オスカーを演じるにあたり、高根さんはたびたび「訪問者」のことを口にしていましたが、本当にそれを強く感じるオスカーだった。
原作(トーマの心臓)を改めて読み返すと、たしかに原作とは違う気もするんですけど(これは山本ユーリも含めて)、私にとっては最高のオスカーでした。


ソワレはFlugel。
……実はマチネの高根オスカーにあまりにもハマって、
「このまま高根オスカーと一緒に楽を迎える!!」
と、ソワレをぶっちぎるつもりだったのですが(汗)やはりFlugelを一度も観ずに終わるのはあれだったので、大人しく観てまいりました。
私にとって最初で最後のFlugelチームは、吃驚するほど大人っぽい「トーマの心臓」に仕上がってました。
そして、SeeleやLebenを観ている時は全く思い出さなかった連鎖公演を、初めて思い起こさせるチームでもありました。
Leben以来となった曽世オスカーは、Lebenより更にオトナなオスカーでした。クールで知的で頼り甲斐があって、すごく惚れました(笑)
ただし、やっぱりユーリへの想いが薄いかなーと感じました。薄いっていうか、曽世さんがオスカーを演じる上で一番大事にしてるのはそこじゃないのかなぁと。
それよりも、物語の中でのオスカーとしてのポジションを重視しているように見えました。
ユーリよりひとつ年上のオスカー。
実はミュラーの実子であるオスカー。
誰からも一目置かれ、こっそり煙草を吸ったり酒を飲んだりする、大人っぽいオスカー。
それでも、たしかにユーリを想っているんですよ。影ながら支えになり、気付いてくれるのをじっと待っている。直線的な高根オスカーとは対照的でした。
そして、山本ユーリもSeeleとは違いました。
曽世オスカーに合わせてなのか、ぐっと色気を抑えた(書いちゃった…)ユーリでした。私はSeeleの艶やかなユーリが大好きですが(笑)原作視点で“近い”のはこっちなのかも。
それでも、校長が倒れた辺りからラストへ向けてのテンションの高まりはやはり凄かったです。
全体的に、一番まとまりの良さを感じたFlugelチームでした。観ておいて良かったです。
あ、そうだ!これだけは書かなくては!
ギーゼン駅の客で高根さんがご出演だったんですが、これがもう…………
めさめさ素敵でした!!!!
ていうかまんまサイフリートだった!!(笑)あまりの素敵っぷりに、ユーリとエーリクと他の面白客そっちのけでガン見してしまいましたよ……(敗北)


舞台挨拶は、マチソワ共に軽快なトークでした。
マチネ、千秋楽だったSeeleも楽というより初日な感じ。
役者さんたちがそれぞれ、恒例の大阪大好きアピールをする中(笑)松本君がようやく、
「これでSeeleチームは楽になり、高根さんのオスカーとは最後になってしまいました。高根さん、ありがとうございました」
的なコメントを。高根さんは照れていたのか「それはあとで楽屋で…」とおっしゃってましたが、わたし的には、
でかした松本ーーーー!!!!(呼び捨てかよ)
という感じでした。だって誰も言ってくれなかったんだもん、Seele楽だって……(涙)
その高根さん。
「一人で先に楽を迎えてしまいましたが、」
と前置きしつつ、とても晴れやかな表情で感謝の言葉をおっしゃってました。
カテコでは、山本さんに手を引かれていつもの通りユーリ・オスカー・エーリクの3人でお辞儀。その後はけていく時に、少し名残惜しげに、けれどとても素敵な笑顔で手を振っていた高根さんが印象的でした。
ソワレでは、階段の手すりを作ったという関戸君が実は本番中、オスカーが手すりに体重をかける度に、
「ああああ壊さないで!!!!」
と思っているということを暴露していました(笑)
そういえば林さんの「さて問題です」シリーズは、大楽まであったんでしょうか……(笑)


それにしても、大阪公演はやはり独特の盛り上がりがありますね。
とにかく、客席がよく笑う!!
正直、「えっ、ここでも笑うの!?」的なところがあった事も否めませんが、楽しいシーンで遠慮のない笑いが起きるので気持ち良かったです。
舞台挨拶も大阪ならではの盛り上がりだし、昨日の大楽は「白夜行 第2部」で最後だったはずの舞台の中心で愛を叫ぶも復活したそうです。
……大阪公演の盛り上がりを肌で実感するたびに(ってまだ2回目だけど)、
東京でもそれくらい盛り上がっておくれよ…………。
とちょっぴりジェラシーを感じてしまう関東モノなのでありました(笑)
ていうか、あの盛り上がりがあるからつい大阪遠征したくなっちゃうんですけどね!!12月に大阪公演あったら絶対行くぞーー!!


そうそう。
東京では恒例だった「シュロッターベッツへようこそ!」ですが、大阪でも規模は小さいですがありましたよ!!(笑)
もぎりや物販は劇場の方のようでしたが、FC入会受付に毎度役者さんが2人組で登場。
マチネ終演後はストイックな空気を纏ったままの奥田ユーリがいて、さすがに一度しか観れなかった事を後悔しました。すごい素敵だった、奥田さん。


劇団の皆さんは、今日帰ってくるのかなー。
家に帰るまでが地方公演ですから(笑)どうぞ気を付けて帰ってきてくださいね。
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